2007.06.04 Monday
よくあるお問合せvol.1 乳化剤と牛乳アレルギーの関連性について
商品の原料配合に「乳化剤」と書いてあるのに、アレルゲンの欄に「乳」が表示されていないものがあるのは何故でしょうか?
乳化剤は、通常お互いに混ざらないものを均一に混ざり合った(乳化)状態にするためのものです。
例えば、油の層と水性の層が分離した状態のドレッシングは、振ると一見均一になったように見えても、静置するとすぐに2層に分かれてしまいますよね。
ここに乳化剤が加わることで、2層に分離せずに乳濁するようになります。
これが乳化剤の主な役割です。
現在、乳化剤としては、主にグリセリン脂肪酸エステル・ショ糖脂肪酸エステル・ステアロイル乳酸カルシウム・ソルビタン脂肪酸エステル・植物レシチン・卵黄レシチンなどの食品添加物が使われています。乳化剤は、このような添加物を何種類か併用して使用する場合が多いため、食品に対する添加物表示は個々の添加物名称ではなく「乳化剤」という一括名での表示になったものがほとんどです。
というわけで、乳化剤に使用されている添加物に、牛乳成分は入っていません。
「乳化剤」という原料表示があっても、アレルゲン表示に「乳」がないのはこのためです。但し、アイスクリームやヨーグルトなど、乳製品に添加したものには「乳」という表示がはいります。
乳化剤は、通常お互いに混ざらないものを均一に混ざり合った(乳化)状態にするためのものです。
例えば、油の層と水性の層が分離した状態のドレッシングは、振ると一見均一になったように見えても、静置するとすぐに2層に分かれてしまいますよね。
ここに乳化剤が加わることで、2層に分離せずに乳濁するようになります。
これが乳化剤の主な役割です。
現在、乳化剤としては、主にグリセリン脂肪酸エステル・ショ糖脂肪酸エステル・ステアロイル乳酸カルシウム・ソルビタン脂肪酸エステル・植物レシチン・卵黄レシチンなどの食品添加物が使われています。乳化剤は、このような添加物を何種類か併用して使用する場合が多いため、食品に対する添加物表示は個々の添加物名称ではなく「乳化剤」という一括名での表示になったものがほとんどです。
というわけで、乳化剤に使用されている添加物に、牛乳成分は入っていません。
「乳化剤」という原料表示があっても、アレルゲン表示に「乳」がないのはこのためです。但し、アイスクリームやヨーグルトなど、乳製品に添加したものには「乳」という表示がはいります。